東日本大震災は、当中部地域経済へも自動車関連を中心に工場の稼働が停止するなど大きな影響を与え、更にはリーマンショックから立ち直り、厳しいながらも下げ止まっている状況にあった日本経済を直撃し、3月の鉱工業生産指数が前月に比べ15.3%減と過去最大の落ち込みを記録するなど深刻な状況に陥りました。
しかしながら、サプライチェーン問題の解消や低下した消費マインドの回復等により、我が国経済は震災前の活気を取り戻しつつあります。
一方、少子高齢化やグローバル化、デフレ問題など我が国が直面する構造的な課題については依然深刻な状況にあり、むしろ今回の震災の影響や歴史的な円高水準によってグローバル化などは加速され、それに伴い国内の空洞化懸念が強まるなど、その対応の必要性は一段と高まっています。
今後日本経済の新たな成長への突破口を切り拓くためには、こうした構造的な課題について国全体として更に共有化を図り、かつ早急に対応していくことが何より重要となります。
そのためには、構造的な課題など今ある危機の本質を見極め、その上で企業経営を含めた社会経済システム全体のイノベーションに取り組むことが強く求められています。
その実現に向け、企業の取り組みにおいても、こうした構造的な変化を的確に捉え、今後想定される困難な状況にも不撓不屈の精神を持って立ち向かい、顧客満足や製品・サービスの付加価値向上、ダイバーシティマネジメントに代表される多様な人材の活用と育成、新興国の成長を取り込むグローバル対応力の向上、震災を踏まえた危機管理力の充実、中部が得意とするものづくりの進化など幅広い視点から変革を実践していかなければなりません。
第49回中部財界セミナーは、こうした視点を踏まえ、「新たな日本、中部の創造」~今求められるブレイクスルー~を総合テーマとして開催します。当地域の経営者の皆様にご参加いただき、経営に関わる諸課題について、意見交換等を通じて研鑽を深めていただくとともに、参加者相互の交流を図る有意義な場となりますよう念じております。
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▼スケジュール |
1日目 2月9日(木)
基調講演
「ものづくり立国・日本」の再生
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東レ㈱ |
代表取締役会長 |
榊原定征氏 |
| 座長 |
トヨタ紡織㈱ |
取締役会長 |
箕浦輝幸氏 |
分科会討議
A「顧客満足向上、新製品・新サービスの開発」
議長 日本特殊陶業㈱ 取締役社長 尾堂真一氏
B「今求められるリスクマネジメント」
~自然災害発生時の事業継続の視点を中心に~
| 議長 |
東邦ガス㈱ |
取締役社長 |
佐伯 卓氏 |
| パートナー |
名古屋工業大学大学院 |
教授 |
渡辺研司氏 |
C「超円高時代;国内のモノづくりをいかに進化させるべきか」
| 議長 |
大同メタル工業㈱ |
代表取締役社長兼最高執行責任者 |
樫山恒太郎氏 |
| パートナー |
政策研究大学院大学 |
客員教授 |
橋本 久義氏 |
D「グローバル対応力の向上」
| 議長 |
豊田合成㈱ |
取締役会長 |
若山 甫氏 |
| パートナー |
浙江大学 |
客座教授 |
竹内常善氏 |
E「これからの人づくりと人材活用」
議長 リゾートトラスト㈱ 取締役社長 伊藤勝康氏
F「環境対策がもたらす新たなビジネスチャンス」
~改めて日本人の自然観を問いつつ~
議長 澁谷工業㈱ 取締役副会長 澁谷 進氏
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2日目 2月10日(金)
問題提起
「新生日本への処方箋」
㈱日本総合研究所 調査部主席研究員 藻谷浩介氏
座長 日本特殊陶業㈱ 取締役会長 加藤倫朗氏
座談会
「今求められるブレイクスルー」
| パネリスト |
㈱堀場製作所 |
代表取締役会長兼社長 |
堀場 厚氏 |
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㈱日本総合研究所 |
調査部主席研究員 |
藻谷浩介氏 |
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サムスン電子 東京大学大学院経済学研究科 ものづくり経営研究センター特任研究員 |
元常務
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吉川良三氏 |
| コーディネーター |
シンクタンク・ソフィアバンク |
副代表 |
藤沢久美氏 |
| 座長 |
豊橋技術科学大学 |
理事・副学長 |
稲垣康善氏 |
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オプショナルセッション
「中部の持つ強み、文化の再発見」
視察会・希望者のみ・徒歩にて移動
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詳細はPDFファイルにてご確認ください。