物流管理研究部会
「物流変革を“現場で実装”する」
~改正物流効率化法を起点に、
DX・AIで描く次世代サプライチェーン~
 
 物流を取り巻く環境は、ドライバー不足やコスト構造の変化、サプライチェーンの不安定化などにより、大きな転換期を迎えています。今後は、物流を単なる業務機能としてではなく、企業活動と社会を支える重要な基盤として捉え直すことが求められます。
持続可能な物流の実現には、部分最適にとどまらない業務プロセスの再設計やデジタル技術の活用に加え、荷主企業と物流事業者が相互理解のもとで協働する姿勢が不可欠です。
本研究部会では、講演と物流現場の視察会を通じて、物流改革を「構想」から「実装」へとつなげる視点を学びます。継続的な交流と意見交換を重ねることで、立場を越えた信頼関係を築き、サプライチェーン全体の最適化と新たな価値創造につながる実践的な知見の共有を図ってまいります。

①講演会

企業の実務家や専門家を講師に招き、時流に沿ったテーマについて最新の取り組みや情報をご紹介いただきます。

②意見交換

ご講演終了後、現地参加者限定で講師を囲んだ意見交換を実施しています。講演内容の深掘りや実務に関する質疑応答の機会としてご活用いただけます。

③視察会

物流の最前線を訪問し、現地・現物で具体的な取り組みを体感いただきます。 

④交流会

1泊2日の第4例会では夕食交流会も開催。講師および参加者同士で意見交換・交流いただけます。
第1例会  2026/6/25(木) 15:00~17:30
 講演会   ①中部生産性本部セミナールーム ②オンライン(Zoom)
「改正物流効率化法 施行後の実務対応、その先へ」
 ~形だけで終わらせないための“次の一手”~

 ㈱ローランド・ベルガー   パートナー  小野塚 征志

 改正物流効率化法の施行を受け、荷主・物流事業者ではCLO選任や計画策定など、初動対応が一巡しつつあります。一方で、「この対応で実務は回るのか」「現場に定着しているのか」といった課題も見え始めています。本例会では制度の再説明ではなく、施行後の実務対応のその先に焦点を当て、形だけで終わらせず、現場で機能させるために整理すべきポイントと次に取るべき対応を具体的に考えます。

第2例会  2026/8/6(木) 14:30~17:30
 講演会   ①中部生産性本部セミナールーム ②オンライン(Zoom)
「社会インフラ企業に学ぶ DX実装のリアル」
 ~データと現場をつなぐ変革マネジメント~

 ㈱TRAILBLAZER   代表取締役  宮崎 祐丞 

 DX推進の重要性が叫ばれる一方で、現場との乖離や組織の壁により、実装段階で停滞してしまうケースも少なくありません。JR西日本グループでは、鉄道という社会インフラを支える現場オペレーションを起点に、データ活用による業務改革や新たな事業価値の創出に取り組んでいます。株式会社TRAILBLAZERの取り組みをもとに、リアルな事業・現場の知見とデータを結び付けながらDXを実装していくプロセスや、事業変革につなげていくマネジメントのポイントについてうかがいます。

第3例会  2026/9/29(火) 14:00~17:00
 視察会   トヨタ自動車上郷物流センター
「働きやすさと生産性の両立」
 ~T P S で考える人と自動化の共生~

 トヨタ自動車㈱   海生部品物流部 物流技術室室長  薄   充 孝 

 トヨタ自動車上郷物流センターでは、トヨタ自動車のトヨタ生産方式(TPS)に基づく「働きやすさと生産性の両立」をテーマに、単なる自動化による人の置き換えではなく、人と設備・デジタルが共生する工程づくりの実践に焦点を当てています。生産性向上と働きやすさ向上、付加価値創出を同時に実現するための考え方や具体的な取り組みを踏まえ、現場で機能させるためのポイントや今後の進化の方向性を整理しながら、工程づくりのチャレンジについて具体的な事例をもとにうかがいます。

第4例会  2026/11/19(木) ~20(金)
 視察会   宮城地域 
        ・トヨタ自動車東日本㈱
        ・西濃運輸㈱仙台支店
        ・仙台港

「震災の経験に学ぶ物流・生産体制の強靭化と事業継続への備え」
 

 今後30年以内に南海トラフ地震が発生する可能性が高いと想定される中、企業における震災対応力の強化と事業継続体制(BCP)の確立は、持続的な企業活動を支える重要な課題となっています。東日本大震災から15年を迎える宮城県を訪問し、震災発生時の物流・生産現場における対応や、その後の復旧・復興を通じて構築されてきた取り組みについて理解を深めます。港湾、輸送、製造拠点の視察を通じて、有事においても社会・産業基盤を支える物流機能のあり方を学ぶとともに、今後企業に求められる実効性ある備えについて考えます。


第5例会  2027/1/19(火) 13:00~17:00
 視察会   中部国際空港
        ・中部国際空港㈱
        ・㈱ドリームスカイ名古屋
「中 部 国 際 空 港 に 見る 航 空 物 流 の 最 前 線」
 ~グローバルサプライチェーンを支える空港機能と現場力~

  中部国際空港㈱                      営業推進本部 航空営業部部長    金室 紀子 氏
 ㈱ドリームスカイ名古屋           エアカーゴサービス部部長    加納 義春 氏 
              エアカーゴサービス部副部長  藤島 功一郎 氏
 

 中部地域のものづくりを世界へつなぐ物流拠点、中部国際空港。国際拠点空港としての役割を踏まえ、航空貨物の取扱機能や輸出入オペレーションの全体像を捉えます。さらには、ドリームスカイ名古屋の現場において、国内外貨物の取り扱いを支える安全・品質・定時性の確保と、それを実現する現場力や改善の取り組みに焦点を当てます。航空物流の最前線を通じて、グローバルサプライチェーンを支える実態について学びます。

第6例会  2027/2月頃
 視察会   依頼中

参加者の声

24年問題への対応、自社での設備、システム生成、作業者やドライバー様への配慮等非常に参考になりました、からくりと電動との組み合わせ手動ピッキングなど取り入れたい参考にしたいものが多々ございました。
(2025年度 第2例会)

大変先進的な事例を紹介頂きました。なかなかシステム改革、組織改革、現場改革を一手に進めることは難しいと思っていましたが、実際にそれをやられている企業があったことを知りました。今回の内容を概ね自社内で推進されたことに驚いています。
(2025年度 第3例会)
物流改革において多岐に渡り改革を進めてこられたこと、非常に参考になりました。女性採用・雇用に関する取り組み、定着率向上、社員育成、DX、GXの推進など非常に興味深いものでした。
(2025年度 第3例会)


普段見る事の出来ない場所を見学させていただき規模の大きさ含め貴重な経験となった。自分の業務とのつながりを知ることが出来活かせることを学ぶことが出来た。
(2025年度 第5例会)



幹事

NGK㈱
資材部ロジ戦略マネージャー
鈴 木  秀 樹 氏
西濃運輸㈱
執行役員名古屋エリア統括マネージャー
竹 藪  次 雄 氏
㈱デンソー
生産管理部輸出入物流室長
宇佐美 大樹 氏
トヨタ自動車㈱
物流管理部長
吉 田  晃 朗 氏
ブラザーインターナショナル㈱
グローバルロジスティクス部部長
増 田  哲 次 氏
名港海運㈱
執行役員営業第3部部長
鳥 居  晃 好 氏

オブザーバー(官公庁)

中部運輸局
中部運輸局交通政策部環境・物流課長
鈴木 博行  
中部経済産業局
産業部流通・サービス産業課長
吉田  拓 

開催要領

とき
2026/6/25(木)、 8/6(木)、9/29(火)、11/19(木)~20(金)、1/19(火)、2月頃
ところ
中部生産性本部セミナールーム ⇒アクセス、その他会場
対象
 物流部門責任者及び担当者
年間登録費
一般財団法人中部生産性本部会員組織:93,500円
一般組織:137,500円 (1組織2名登録、資料代・消費税含む)
備考
■申込締切日:2026/6/18(木)
※昨年登録されている場合、別途ご案内いたします。
※下記の申込フォームより必要事項をご入力の上、お申込み願います。
 FAXでのお申込みをご希望の場合は、「研究部会FAX申込み用紙」に必要事項をご記入の上、
 お送りください。
※受付後に請求書をお送りいたしますので、
 年間登録費につきましては、請求書に記載の振込期日までにお振込み願います。
 なお、振込手数料については、お客様にてご負担願います。
 6/19(金)以降の登録費の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。
 また、請求書のメール送付をご希望の方はフォーム備考欄にご希望の旨ご記入ください。

■運営方法
各例会はご登録組織におけるメンバー制にて運営いたします。
各例会の詳細は、開催の約1ヶ月前にEメールでご案内いたします。
各例会への出席は2名まで可能です。(代理出席可)
録画の配信は許可いただいた講演のみ、後日登録者の方にご案内いたします。(期間限定)
第4例会の参加には別途参加費を頂戴いたします。

■注意事項
下記事項を確認、同意の上、お申込みをお願いします。
講師の都合などの事情により、日程・時間・内容並びに開催形態の変更をさせていただく場合がございます。ご了承願います。
講演の録画、録音、配布資料記載事項の無断転載、オンライン参加の場合は画面撮影、画面キャプチャー、SNSなどへの掲載を固くお断りいたします。その様な行為が発覚いたしました場合、事務局より削除を要請し、損害賠償を請求させていただきます。
(オンラインの場合)当方に起因しないシステムトラブルにより画像・音声に乱れが生じた場合については、再送信や返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
オンライン参加の場合、視聴URL等は参加されるご本人のみ有効です。第三者への転送はご遠慮ください。
本注意事項については、代理参加となった場合は、代理参加者に自動的に適用されます。
お電話でのお問い合わせはこちらから
TEL. 052-221-1261
担当:羽広・堤・稲場