葦クラブ研究部会

変わる!挑む!本気の挑戦が彩るモノづくりの未来
 ~人間は考える葦 現場のニーズは足で掴む~
 我々製造業を取り巻く環境は、地政学リスクの高まり、経済構造の転換、労働人口減少など、かつてないほど複雑化し、その変化のスピードも一段と加速しています。このような環境下においては、「守るべき基盤の強化」と「攻めの変革・挑戦」を両立させる経営が求められています。一方で、日本の製造業は高い技術力を有しながらも、イノベーションや新たな価値を十分に創造しきれていない現状があります。この状況を打開するためには、ベンチマークや異業種との連携強化を通じ自社技術力の向上を図るとともに、多様な知識や技術を結集し、中部のモノづくり力を活かした新たな価値を創造することが重要です。変化を乗り越え、未来へと続くモノづくりの根底を支えるのは「人」です。
 本部会では、あらゆる課題をもチャンスと捉え、第一線で力強く、飽くなき挑戦を続ける方々から、その熱き想いと、最新の情報を伺うことを通じ、モノづくりに係わる経営者の人間観、経営観の研鑽をはかります。是⾮ご参加・ご登録をお願い申し上げます。 
葦クラブ研究部会名称の由来

当部会の名称は当協会会長であった故大野耐一氏による命名である。1980年(昭和55年)から開設された当部会は経営幹部、工場長、管理監督者が集い、モノづくりに関することはもちろん責任者としての幅広い知識を収集するとともに会員企業とのネットワークを広げる場である。モノづくりを推進するうえで“現場のニーズは足で掴め、人間は考える葦である”という大野氏の言葉から「葦クラブ研究部会」と名付けた。

年間スケジュール

第1例会 2026/4/24(金) 15:00~17:00
  講演会   中部生産性本部セミナールーム・オンライン(Zoom)
「Amazonビジネスのリーダーシップとイノベーション」
 ~Leadership Principlesで導き、顧客価値を創造する~

 アマゾンジャパン合同会社  Amazonビジネス事業本部営業統括本部長     小野田 哲也 氏

Amazonが2017年に日本で開始したAmazonビジネスは、法人・個人事業主向けに購買業務の効率化とコスト削減を実現するサービスとして急成長を遂げている。その成長の原動力となっているのが、Leadership Principlesという16項目からなる行動指針である。この指針はAmazonで働く一人一人の心に浸透し、全ての社員が日々の業務で実践している。今回はAmazonビジネスの取り組みを通じて、企業理念の浸透方法や理念に基づく業務の進め方について伺う。

第2例会 2026/6/11(木) 15:00~17:00(交流会17:15~18:30)
  講演会・交流会   中部生産性本部セミナールーム  ※オンライン開催はございません。
「面白い仕事のつくり方」
 ~従業員とお客様と地域に選ばれる組織づくりのレシピ~

 春日井製菓販売㈱   おかしな実験室室長    原 智彦 氏

「仕事とは、苦しくてつまらないもの」-昭和世代のそんな価値観は過去のものとなり、「楽しさ」や「自分らしさ」を大切にする企業に、人も顧客も資金も流れる時代。けれど、そんな価値観で業績は上がるのか?企業は生き残れるのか?と不安を拭えない人は多いと思う。2028年に100周年を迎える菓子メーカー・春日井製菓で「面白い仕事はつくれる」を合言葉に仲間づくりのエキスパート集団をめざす「おかしな実験室」の試行錯誤を、リアルな実例を交えて伺う。

第3例会 2026/8/24(月) 15:00~17:00
  講演会   中部生産性本部セミナールーム・オンライン(Zoom)
「感性を活用した価値創造」
 ~物質的豊かさから、人が喜ぶものづくりへ~

 信州大学  繊維学部先進繊維・感性工学科教授
 日本感性工学会             会長  上條 正義 氏

1910年に官立上田蚕糸専門学校として設立された信州大学繊維学部は、近代産業の変遷とともに教育研究内容を変化させ、次世代産業への転換を見据えて1995年に世界ではじめて感性工学科を設置した。感性は、やりとりによって関係性を形成する人間の能力であり、この能力を活かして関係性を形成するための支援技術が感性工学である。モノづくりにおいては、人のワクワク感や快適感もしくは不快感やストレスなど見えにくい人の心身状態を計測することによって評価し、人が欲しい製品・商品の企画設計につなげる技術として、注目されている。感性工学によって、感性価値という新しい価値を持ったモノづくり産業への転換が期待されている。物質的豊かさから、人が喜ぶものづくりへ。大量生産、大量消費時代から、人の心地を重視したモノつくりを如何に実現するのかを、いくつかの研究事例を通して伺う。

第4例会 2026/10/7(水) 15:00~17:00
  講演会   中部生産性本部セミナールーム・オンライン(Zoom)
「『小さな巨人』独創的な発想と真価」
 ~モノづくりの可能性を広げる新たなカルチャー~

 ㈱岩田鉄工所  代表取締役    岩田 真太郎 氏

岐阜県羽島市で金属の切削加工に特化した精密部品加工を得意とする岩田鉄工所。プリント基板の表面実装機の主要部品や航空宇宙部品など、複雑で高精度な部品を試作から量産まで一貫生産を行う。高度な加工技術の伝承と最新設備の導入を積極的に行う同社は、2024年に創業70周年を迎えた。また、独自の設計ノウハウや加工技術を活かし、電動伸縮杖などオリジナルの商品開発や、国内の大学や企業と人型ロボットハンドの共同開発も行う。昨年、さらに活動の幅を広げ、アートギャラリーを兼ね備えたたこ焼き店を開業した。変化する時代と共にモノづくりの可能性を広げ、挑戦する姿勢を絶やさない志と誇りにフォーカスして、次世代に向けた真意を伺う。

第5例会 2026/12/4(金) 15:00~17:00
  講演会   中部生産性本部セミナールーム・オンライン(Zoom)
「シリコンバレーの技術研究機関SRIが考える変化」
 ~未来の社会に必要なイノベーション創出について~

 SRI International   Country Managing Director & VP of Business Development  イギデル ユセフ 氏
                            Business Development Executive       株本 浩史 氏
                            Business Development Executive       小松﨑 智 氏

AI搭載のパーソナルアシスタント「Siri」や、遠隔手術ロボットの「da Vinci®(ダ・ビンチ)」を知る人も多いのではないか。実はこれらをはじめ多くの分野で活用されている最先端の技術はSRIが開発しスピンオフされた技術である。SRI Internationalは、世界で最も大きな技術研究機関のひとつであり、1946年、スタンフォード大学により、スタンフォード研究所の名で地域の経済発展を支援する目的で設置され、アメリカ以外では唯一日本に拠点を持つ。今回はSRIが見る未来の社会で必要なイノベーション創出について、研究者が自由な発想を可能にする環境整備や、イノベーションがビジネスとして成り立つのに必要な事項とは何かなどについて伺う。

第6例会 2027/1/28(木) 15:00~17:00
  講演会   中部生産性本部セミナールーム・オンライン(Zoom)
「VRのこれまでとこれから」
 ~製造業VRからサービス業VRへ~

 東京工科大学   教授/新学部設置準備室長  廣瀬 通孝 氏

VRという技術が登場して30年以上の年月が経過した。当初はシミュレーションツールとしての利用が想定されていたが、最近ではその性格は大きく変容しつつある。わが国の産業構造もこの30年のうちにすっかり大きな変化を遂げた。本講演では、VRがこれまでどんな歴史をたどってきたかを簡単に紹介した上で、VRとは一体何者であって、どんな社会をわれわれにもたらそうとしているのか、様々な角度から伺う。

参加者の声

多角的な視点、アイデア創出など、異業種の経営者の話を聞き、今自分たちが足りないことや必要なことを気づくことができた。

主体性を持った人材が育つ会社の風土や他にはないユニークな仕組みづくりが参考になった。答えを教えるのではなく、考えさせることが重要だと感じた。
組織の活性化に向け、漠然と理解していた部分を理論的に整理する機会になった。また、自身の足りていない側面にも気付け、これから実践すべき具体的な行動が明確となった。

幹事

住友電装㈱
生産技術本部DX推進統轄部企画部部長
百合草 弘明 氏
中部電力㈱
先端技術応用研究所計画グループ長研究主査
清水 幸進 氏
㈱デンソー
生産革新企画部担当部長
多田 勉 氏
ブラザー工業㈱
品質・製造センター基盤技術部基盤技術3グループグループ・マネジャー
小鹿 幸司 氏

基本スケジュール

15:00~16:45
講演
16:45~17:00
質疑応答・意見交換

開催要領

とき
①2026/4/24(金) ②6/11(木) ③8/24(月) ④10/7(水) ⑤12/4(金) ⑥2027/1/28(木)
ところ
会場またはオンラインの選択制
【会場】中部生産性本部 セミナールーム 
    〒460-0003 名古屋市中区錦2-15-15 豊島ビル11階  
⇒アクセス
【オンライン】「Zoom」を使用

※6/11(木)の第2例会については、オンライン開催はございません。
対象
経営幹部、工場長、管理監督者 等
年間登録費
会員:92,400円 ・ 一般:130,900円 (消費税10%込) [1口2名登録]  ※第2例会交流会参加費を含む
備考
申込締切日:2026年4月16日(木)
※年間登録費は、請求書に記載の期日までに指定の銀行口座へお振り込み願います。
 なお、振込手数料は、お客様にてご負担ください。
※4月17日(金)以降の参加取り消しにつきましては、年間登録費の返金を致しかねます。
 (登録者の変更をお願いいたします)

【運営方法】
①講師の都合などの事情により、日程・時間・内容並びに開催形態の変更、参加の制限をさせていただく場合がございます。
②各例会とも原則、ご登録をいただきました方々を対象に開催いたします。(代理出席可能)
③各例会の詳細案内は開催の約1カ月前に登録メンバーにメールにて連絡いたします。
 (例会毎に出欠確認をとりますので必ずご返信ください)
④各例会とも指定いたしました集合場所・時間にご集合ください。
⑤年間の運営ガイダンスは第1例会実施の際に行います。

【注意事項】下記事項を確認、同意の上、お申込みをお願いします。
1. 講演の録画、録音、配布資料記載事項の無断転載、オンライン参加の場合は画面撮影、画面キャプチャー、SNSなどへの掲載を固くお断りいたします。
  その様な行為が発覚いたしました場合、事務局より削除を要請し、損害賠償を請求させていただきます。
2.(オンラインの場合)当方に起因しないシステムトラブルにより画像・音声に乱れが生じた場合については、再送信や返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
3.登録者並びに代理参加以外のご参加はご遠慮願います。
 (オンラインの場合、視聴URL等は参加されるご本人のみ有効です。第三者への転送はご遠慮ください。)
4.本注意事項については、代理参加となった場合は、代理参加者に自動的に適用されます。


 メンバー特典
当研究部会の登録特典として、下記の講座へ、1名に限り 会員価格の半額でご参加いただけます。
詳細は別途ご案内いたしますので、是非ご参加ください。
2026/9/10(木)トヨタ生産方式に学ぶ改善基礎セミナー 
(28,600円→14,300円 消費税含む)
お電話でのお問い合わせはこちらから
TEL. 052-221-1261
担当:広瀬・上田