人と組織の持続的成長を実現する 経営革新研究部会
「顧客の視点から経営を見直し、自己革新を通じて経営の質を高める」 お申込みはこちら
新型コロナウイルスの感染拡大は、デジタル革命とカーボンニュートラルを目指すエネルギー革命の進行とあわせて、人々の働き方やライフスタイルの変容をもたらしました。同時に、顧客のとらえ方も目先の顧客のみならず、社会も取り込んで幅広くとらえていくことが求められ、企業経営もそれに対応し、変化させていく必要があります。こうした状況下で企業が長期的・持続的な発展を実現するためには、経営品質の基本理念にある「顧客本位」、「社員重視」、「独自能力」、「社会との調和」の4つの要素をベースとした経営品質向上活動が今こそ求められております。本研究部会は、日本経営品質賞受賞企業、更には日本を代表するエクセレントカンパニーの経営者やリーダーをお招きし、各社の成長を支える仕組みを伺いながら、新たな顧客価値創造に向けた永続して成長できる卓越した経営、組織のあり方について、変革の取り組みや仕掛けの視点などを交えながら研究してまいります。
年間スケジュール
【経営革新入門セミナー】 2022/5/17(火) 13:30~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 経営革新の基本である経営品質の仕組みを学ぶ ■「最良だから最強な組織づくりの定石」 ~魅力ある組織づくりに向けて~ ㈱MATコンサルティング 代表取締役社長 望月 広愛 氏 | |
顧客価値経営ガイドラインに基づき、自社の経営における課題を明確化し、働きがいのある、そして魅力ある組織になるためにはどのような取り組みをしていくべきか、経営品質活動が目指す「卓越した経営」を実現するための基本理念である「4つの要素」の重要性を理解し、持続的に成長していく組織づくりについて、㈱J・アート・レストランシステムズと㈱静鉄ストアで社長もつとめ、これまで多くの企業を日本経営品質賞受賞へと導いた望月氏よりお話を伺います。 | ||
第1~6例会 経営の質向上の観点から、事例を通して経営革新の要をつかむ | ||
【第1例会】 2022/6/10(金) 14:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | イノベーターから学ぶイノベーションの起こし方 ■講演1「脱優等生が創るニッポンの未来」 (14:05~15:25) ~山形県鶴岡サイエンスパークの挑戦~ 慶應義塾大学 先端生命科学研究所所長 冨田 勝 氏 (工学博士、医学博士、政策·メディア博士) | |
2001年4月、鶴岡タウンキャンパス(山形県鶴岡市)に設置された本格的なバイオ研究所である慶應義塾大学先端生命科学研究所(IAB)の所長を開設当時から20年以上務める冨田氏。本例会では、「優等生を育てるのではなく、面白い人を何人出せるのか。人と違う面白いことを考える10%の人が社会を変えていくと信じ、そういう人達の邪魔をしないで育てていくことが重要。」と考えている同氏より、世界的な研究開発拠点としての形成が進んでいる、山形県鶴岡サイエンスパークの取り組みを交え、脱優等生が創るニッポンの未来についてお話いただきます。 | ||
イノベーターから学ぶイノベーションの起こし方 ■講演2「情報社会に一大革命を起こしたQRコード誕生秘話」 (15:40~17:00) ~生みの親が語る、革新的製品を生み出すためのキーポイント~ ㈱デンソーウェーブ エッジプロダクト事業部主席技師 原 昌宏 氏 | ||
情報社会に一大革命を起こし、キャッシュレス決裁、ウェブサイトへの誘導など、いまや私たちの日常生活に欠かすことのできない二次元コードの「QRコード」を開発した原氏。本例会では現在も現役の技師として新たな開発にもチャレンジを続けている同氏より、苦闘から生まれたQRコード誕生までの歩みを振り返りながら、進化した現在進行形のQRコード活用事例についてもご紹介いただきつつ、ブレイクスルー、壁を乗り越えるヒントについてお話いただきます。 | ||
【第2例会】 2022/8/26(金) 14:00~17:00 講 演 14:15~15:45 質疑応答 16:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 長寿企業に学ぶ組織の進化論 ■「“創業460年企業”の挑戦」 ~鍋屋バイテック会社の歩みと今後-伝統と革新-~ 鍋屋バイテック会社 代表取締役社長 岡本 友二郎 氏 コーディネーター:㈱MATコンサルティング 代表取締役社長 望月 広愛 氏 | |
永禄3年(1560年)、鋳物をつくりはじめ460年を超える歴史がある鍋屋バイテック会社。「機械設備の自社開発・自社製作」、「マイスター制度によるひとづくり」、「最新鋭の鋳物工場」により最高品質の商品を1個でも、すばやく、どこにでもお届けする多品種変量生産と即納体制を実現している。また、目標管理や成果主義などで社員を縛らず、のびのびと自由に行動してもらうことが好結果を生むという発想に基づいて、売上げなどの目標を持たない企業としても知られている。本例会では、国際取引も多く、地方にありながらグローバル感のある自由闊達な社風で知られる、超長寿企業である同社の進化し続ける持続的顧客価値創造企業実現に向けた取り組みについて岡本社長よりお話いただきます。 | ||
【第3例会】 2022/10/13(木) 14:00~17:00 講 演 14:15~15:45 質疑応答 16:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | DXグランプリ受賞企業に学ぶお客様の課題解決 ■「デジタル技術活用でサプライチェーン機能の発展を目指す」 ~自律型人材育成が競争力の源泉になっていくも交え~ トラスコ中山㈱ デジタル戦略本部情報システム部長 木村 隆之 氏 <DXグランプリ2020受賞企業> コーディネーター:㈱マネジメントイノベーション 代表取締役 坂本 崇 氏 | |
製造業で利用される工業用備品などのプロツール供給を通じて日本のモノづくりに貢献するため、「問屋を極める・究める」という事業戦略を徹底しているトラスコ中山㈱。仕入先は2900社以上、取り扱いアイテム数は276万点、在庫アイテム数49万点に上り、これらの商品の卸先は機械工具商、ネット通販企業、ホームセンターなど5527社。全国に国内営業拠点59か所、物流拠点27か所を持ち、即納体制を整備していることも同社の強みであり、在庫・物流戦略で競争力を発揮している業界のリーディングカンパニーとして売上げを伸ばし続けている。本例会では、2020年DXグランプリ、2021年DX銘柄受賞に輝いた同社のデジタル技術活用で圧倒的なスピードを確立し、得意先様の課題解決に向けた取り組みと、それを支える自律型人材育成の組織風土づくりも交え木村部長よりお話いただきます。 | ||
【第4例会】 2022/11/14(月) 14:00~17:00 講 演 14:15~15:45 質疑応答 16:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 日本経営品質賞受賞企業に学ぶ企業体質改善 ■「人が育ち、幸せになる理念経営」 ~月ワク度94%の『そこまでやるか』の組織づくり~ 西精工㈱ 代表取締役社長 西 泰宏 氏 コーディネーター:NPO法人茨城県経営品質協議会 理事 鬼澤 慎人 氏 | |
冷間鍛造によるパーツやナットを製造・販売するメーカーとして1923年の創業以来、徳島に生産拠点をおいて活動している西精工㈱。自動車・家電等、工業用製品に使用される付加価値の高いファインパーツにこだわりながら、お客様の役に立つことを第一に考えて経営を行い、間もなく創業100周年を迎える。同社では過去に社内が暗い雰囲気に包まれている時期があったが、企業体質を変えるべく、本音の対話を通じて同じ価値観を共有するための改革を進め、「日本経営品質賞」、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」、「ホワイト企業大賞」などの様々な賞を受賞するようになっている。本例会では、急遽、後継者として同社に1998年入社され、その改革の先頭に立たれリーダーシップを取られてきた西社長よりお話いただきます。 | ||
【第5例会】 [日程変更] 2022/11/22(火) 14:00~17:00 講 演 14:15~15:45 質疑応答 16:00~17:00 ②オンライン(Zoom) での開催となります。 | 環境ブランド日本一企業に学ぶ社会的課題解決 ■「“きれいごと”で伸びる独自の成長戦略」 ~SDGsの本質を捉えた取り組みを交え~ サラヤ㈱ 代表取締役社長 更家 悠介 氏 コーディネーター:㈱MATコンサルティング 代表取締役社長 望月 広愛 氏 | |
「世界の衛生・環境・健康」に貢献する企業として、ビジネスを通じてグローバルな社会課題解決に向けてチャレンジし、本年創業70周年を迎えたサラヤ㈱。人の営みと自然が調和し、共存する社会を実現する「地球市民」という理念を実行する意味での「きれいごと」こそが企業の存続を左右し、生き残りのカギになるという信念のもと活動を続けている。業績も好調で、ウィズコロナでも新商品を次々と開発するなど、ここ6年で売上を約2倍に伸ばし年商700億円を突破している。本例会では、社会問題を解決するビジネスで成長していく同社の独自戦略について、SDGsの本質を捉えた取り組みを交えながら1998年から社長に就任されている更家様よりお話いただきます。 | ||
【第6例会】 2023/2/15(水) 14:00~17:00 講 演 14:15~15:45 質疑応答 16:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 長年、組織風土改革に取り組む企業に学ぶ「自分ごと」にする仕掛けと実践ノウハウ ■「経営理念のグローバルな浸透を通じた組織風土改革」 ~従業員1人ひとりの“At your side.”な思考と行動に向けて~ ブラザー工業㈱ CSR&コミュニケーション部 大井 裕之 氏 (中部経営品質協議会・運営委員、三重県経営品質賞・賞委員) コーディネーター:NPO法人茨城県経営品質協議会 理事 鬼澤 慎人 氏 | |
ミシンの修理業から始まり、現在はプリンターを主力商品とするブラザー工業。創業から114年の変革の歴史を未来に引き継いでいくために、その経営の基本方針と行動規範である「ブラザーグループ グローバル憲章」の浸透が図られている。その中核は、同社のDNAであり、経営戦略ともいわれる“At your side.”の追求。本例会では、経営トップによる多面的なコミュニケーション、海外グループ各社のミッションやその組織の成熟段階に応じた「自分ごと」にする仕掛け、拠点横断の場作りとその進化など、グローバル4万人に向けた理念浸透の実践ノウハウについて、同社において長年携わってこられた大井様よりお話いただきます。 | ||
【中部経営革新フォーラム】 2023/3/22(水) 13:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 持続的に成長する会社へのヒントがここにある ■「2022年度 日本経営品質賞受賞企業 報告」 コーディネーター:NPO法人茨城県経営品質協議会 理事 鬼澤 慎人 氏 | |
『予定』 2022年度に日本経営品質賞を受賞された会社の経営者をお招きし、様々な取り組みについての実践的なお話を伺います。加えて、経営品質活動の専門家のコーディネートのもと、顧客価値を創造する「いい会社」とは何かについてヒントを探りつつ、深堀して参ります。 『日本経営品質賞とは』 日本経営品質賞は、わが国企業が国際的に競争力のある経営構造へ質的転換をはかるため、顧客の視点から経営を見直し、自己革新を通じて顧客の求める価値を創造し続ける組織の表彰を目的として、(公財)日本生産性本部が1995年12月に創設した表彰制度です。これまでの26年間に300組織が申請し、2021年度の受賞組織を含めてこれまでに52組織が受賞しています。 |
幹事
14名 |
運営委員
16名 |
開催要領
とき | 2022/5/17(火)、 6/10(金)、8/26(金)、10/13(木)、11/14(月)、12/22(木)、 2023/2/15(水) 、3/22(水) |
ところ | 会場またはオンラインの選択制 ①中部生産性本部セミナールーム ⇒アクセス ②オンライン(Zoom) 会場における新型コロナウイルスへの対応について セミナーにご参加される皆様が安心して受講いただけるよう、新型コロナウイルス感染症予防対策として、 事務局スタッフ・講師・参加者の体温測定や手指消毒、換気、座席の間隔確保、机の消毒等を実施しております。 オンラインセミナーへご参加の方へ ①「Zoom」を使用しての開催となります。 あらかじめ、Zoomアプリをインストールのうえご参加ください。 ②WEBブラウザ(chrome)からもご参加いただけますが、一部機能が制限され、また、ブラウザの種類により 視聴できない場合がありますので、Zoomより推奨されていますchromeをご利用ください。 ※ご予定の視聴環境でZoomをご利用いただけるか、下記テストページにて事前にご確認ください。 接続テストURL:http://zoom.us/test (接続方法についてご不明な際はこちらをご参照ください) |
対象 | 経営トップ、役員、経営・組織改革のリーダー、経営企画部門の責任者及び担当者 (業種・業態・規模は問いません) |
年間登録費 | 一般財団法人中部生産性本部会員組織:110,000円 経営品質協議会会員組織:110,000円 一般組織:165,000円 (1組織2名登録、資料代・消費税含む) |
備考 | ■申込締切日:2022/6/3(金) ※昨年登録されている場合、別途ご案内いたします。 ※下記の申込フォームより必要事項をご入力の上、お申込み願います。 FAXでのお申込みをご希望の場合は、「中部経営品質協議会・経営革新研究部会FAX申込み用紙」に 必要事項をご記入の上、お送りください。 ※受付後に請求書をお送りいたしますので、 年間登録費につきましては、請求書に記載の振込期日までにお振込み願います。 なお、振込手数料については、お客様にてご負担願います。 6/4(土)以降の登録費の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 また、請求書のメール送付をご希望の方はフォーム備考欄にご希望の旨ご記入ください。 ■運営方法 1.各例会はご登録組織におけるメンバー制にて運営いたします。 2.各例会の詳細は、開催の約1ヶ月前にEメールでご案内いたします。 3.各例会への出席は2名まで可能です。(代理出席可) 4.録画の配信は許可いただいた講演のみ、後日登録者の方にご案内いたします。(期間限定) ■注意事項 下記事項を確認、同意の上、お申込みをお願いします。 1.新型コロナウイルスの感染拡大状況、講師の都合などの事情により、日程・時間・内容並びに開催形態の 変更をさせていただく場合がございます。ご了承願います。 2.講演の録画、録音、配布資料記載事項の無断転載、オンライン参加の場合は画面撮影、画面キャプチャー、 SNSなどへの掲載を固くお断りいたします。その様な行為が発覚いたしました場合、事務局より削除を要請 し、損害賠償を請求させていただきます。 3.(オンラインの場合)当方に起因しないシステムトラブルにより画像・音声に乱れが生じた場合については、 再送信や返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 4.登録者並びに代理参加以外のご参加はご遠慮願います。 (オンラインの場合、視聴URL等は参加されるご本人のみ有効です。第三者への転送はご遠慮ください。) 5.本注意事項については、代理参加となった場合は、代理参加者に自動的に適用されます。 |