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第57回 中部財界セミナー

開催概要

テーマ
変革待ったなし! ~変化への覚悟と行動で未来創造~
趣旨
 日本を取り巻く環境は、国際的には米中貿易摩擦の深刻化とそれに伴う中国経済の減速や、世界経済全体の景気後退が懸念され、国内的には、本格的な少子高齢・人口減少社会の到来、国内需要の減少による経済規模の縮小、労働力不足、社会保障制度の見直しなどの課題が山積しており、その対応が急務となっています。
 加えてIoTやAI、クラウド化等によるデジタル革命は、国境や業態の垣根を越え、急速に進んでおり、社会インフラから日常生活、さらには経営のあり方や人々の働き方に至るまで大きな変化をもたらしつつあります。
こうした過去の常識が通用しない大転換期の中で、希望の持てる、活力あふれる国づくり、地域づくりを進めていくためには、社会的課題解決を図りながら持続可能な成長・発展を目指していくことが一段と重要となってきています。
 そのためには、改革の原動力である企業の我々経営者一人ひとりがこの状況に対し危機感を持つ一方で、新たな次元の成長の機会と前向きに捉え、従来にない発想を持って積極的に取り組んでいかなければなりません。
 本セミナーでは、上記のような課題意識を踏まえ、日本の成長と新たな中部の創造に向け、企業および社会のあるべき姿とその方策を探りたいと考えます。また、意見交換等を通じて研鑽を深めていただくとともに、参加者相互の交流を図る有意義な場となりますよう念じております。
とき
2020年2月6日(木)・7日(金)
ところ
岐阜グランドホテル
対象
中部地域企業経営者の方々(一部学識者を含む)
参加費
会員・一般共に:73,700円
(お一人につき、資料代・懇親交流会・トークサロン・昼食代(1回)・消費税10%含む)​

中部財界セミナーについて

中部生産性本部と中部経済同友会との共催により、当地域の経営者セミナーの草分けとして、1964年2月に第1回を開催し、2013年には第50回の節目を迎えました。当地域の発展とともに半世紀にわたって開催を重ね、日本有数の伝統ある経営者セミナーとして定着しております。

中部財界セミナーの特徴

講演(左)・座談(右)
 
都心の喧騒から離れた環境で、現役の経営者が直接語り、参加者とともにこれからの経営のあり方を考える場として、継続開催しており、本年度から岐阜で開催いたします。
 
分科会討議
 
参加者である経営者同士の交流・ネットワークを深めるよう、分科会討議や立食の懇親交流会に加え、着席形式のトークサロン等の工夫を凝らした運営をしております。
 
交流会
 
中部地域の大手企業をはじめ、中堅企業の経営者並びに一部の学識者を含む二百余名の方にご参加いただいております。また次世代を担う経営者育成の場の一環としても、多くの企業様にご活用いただいております。

プログラム

1日目 2月6日(木) 13:30~19:30

13:30~
【開会挨拶】
 一般財団法人中部生産性本部  会長  小倉  忠
   (㈱ノリタケカンパニーリミテド 取締役会長)
13:35~
【来賓挨拶】
 
13:40~14:50
【基調講演】
「危機感なき茹でガエル日本」 ~過去の延長線上に未来はない~
 
 ㈱三菱ケミカルホールディングス  取締役会長  小林 喜光 氏
 
 座長:敷島製パン㈱        取締役社長  盛田 淳夫 氏                      ⇒プロフィール
15:20~17:50
【分科会討議】
「変化へのチャレンジ」
A分科会
「人口減少・少子化・高齢化社会における成長戦略」
 議   長:㈱ジェイアール東海髙島屋  取締役社長  山田 正男 氏
 パートナー:デロイトトーマツコンサルティング(同)
                      執行役員  三宅 佐衣子 氏         ⇒プロフィール
B分科会
「働き方改革を進める際に考えるべき『根本』」
 議   長:日本ガイシ㈱     取締役社長  大島 卓 氏
 パートナー:神戸大学経済経営研究所  准教授  江夏 幾多郎 氏            ⇒プロフィール
C分科会
「5G時代の産業社会とビジネスのあり方」
 議   長:イビデン㈱   取締役会長  竹中 裕紀 氏
 パートナー:㈱ドコモCS東海  取締役  橋 健 氏                 ⇒プロフィール
D分科会
「情報技術革新とものづくり」
 議   長:アイシン・エィ・ダブリュ㈱  取締役社長  尾﨑  和久 氏          ⇒プロフィール
E分科会
「経営者に求められる要件」
 議   長:岡谷鋼機㈱      取締役社長  岡谷 篤一 氏
 パートナー:㈲志ネットワーク社  青年塾代表  上甲 晃 氏              ⇒プロフィール
F分科会
「SDGsを推進するビジネスモデル」
 議   長:㈱三菱UFJ銀行        取締役副頭取  中村 昭彦 氏
 パートナー:三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ 
       ESGコンサルティング室室長/チーフコンサルタント  加藤 祥子 氏     ⇒プロフィール
18:10~19:30
【懇親交流会】
19:30~
【トークサロン】

2日目 2月7日(金) 9:00~13:30

9:00~11:00
【座談】
「劇的に進化するデジタル革命への対応」
 ~不確実性増す10年先の産業社会の未来と成長戦略~

 
 ㈱アクアビット               代表取締役  田中 栄 氏
 トヨタ自動車㈱  コネクティッドカンパニーPresident
                        執行役員  山本 圭司 氏
 コーディネーター:㈱経営共創基盤   代表取締役CEO  冨山 和彦 氏 
 座長:愛知製鋼㈱                元会長          ⇒プロフィール
11:20~12:30
【特別講演】
「すべては好き嫌いから始まる」
 
 一橋大学大学院  経営管理研究科教授  楠木 建 氏
 座長:東邦ガス㈱     取締役会長  安井 香一 氏                ⇒プロフィール
12:30~
【閉会挨拶】
 中部経済同友会  代表幹事  嶋尾 正
        (大同特殊鋼㈱ 取締役会長)
12:35~13:30
【昼食交流会】

詳細・講師プロフィール

基調講演

「危機感なき茹でガエル日本」~過去の延長線上に未来はない~
                                               ⇒プログラム
国内最大手の化学メーカーである三菱ケミカルホールディングス会長の小林喜光氏は、昨今の日本が経済停滞、財政難、少子高齢化、格差等様々な不都合な真実に有効策を打てず、大きなリスクを抱え岐路に立っているこの状況を、“茹でガエル”に例え危機感を募らせている。政治家、官僚、経済人、そして広く国民に至るまで目先の利益に紛れ、当事者意識と未来志向に欠けているところに危機の本質があるとし、この状態を乗り切るための処方箋を、近未来の視点とバックキャスティングで今何を成すべきか、経済同友会 代表幹事として活躍された経験と、企業経営者として取り組んできた事例も交えお話頂く。
 
㈱三菱ケミカルホールディングス  取締役会長  小林 喜光 氏
 
1971 東京大学大学院理学系研究科相関理化学専攻修士課程修了後、ヘブライ大学物理化学科、ピサ大学化学科を経て、1974 三菱化成工業㈱(現 ・三菱ケミカル㈱)入社。2007 年㈱三菱ケミカルホールディングス代表取締役社長 三菱化学㈱代表取締役社長、2015 6月より現職。2015年から20194月まで公益社団法人経済同友会代表幹事。現在は、㈱東芝にて取締役会議長、一般社団法人カーボンリサイクルファンド会長を務めるほか、総合科学技術・イノベーション会議議員、規制改革推進会議議長、未来投資会議・構造改革徹底推進会合会長、財務省再生プロジェクト推進会議メンバー、原子力損害賠償・廃炉等支援機構運営委員会委員、日本銀行参与などの公職も務める。理学博士。 
               

分科会討議

 A 分科会  
「人口減少・少子化・高齢化社会における成長戦略」       ⇒プログラム
日本においては2005年度に厚生労働省の人口動態統計で初めて人口減少が確認され、各企業は大量生産・大量消費という旧来戦略からの転換を進めてきたが、今後さらに成長するためにはどのような戦略を立てるべきなのか。人口減少は、少子化・高齢化(生産年齢人口の減少・経済規模の縮小)、労働市場の流動化(生産コストの上昇)、都心部への人口集中(地域間格差の拡大)、(生産・消費の両面における)外国人の増加といった様々な側面をもっている。今回、各企業に大きな影響を与えるこの課題について様々な角度から議論したい。
議   長:㈱ジェイアール東海髙島屋  取締役社長  山田 正男 氏
 
1974年 早稲田大学を卒業し、㈱髙島屋に入社。同社 建装事業本部(当時)を経て、2005年 髙島屋スペースクリエイツ㈱ 代表取締役社長、2010年 ㈱髙島屋 常務取締役総務本部長、2012年 髙島屋クレジット㈱ 代表取締役社長に就任。2015年 ㈱ジェイアール東海髙島屋  代表取締役社長に就任し、現在に至る。
パートナー:デロイトトーマツコンサルティング(同)
                    執行役員  三宅 佐衣子 氏                                      
 B 分科会  
「働き方改革を進める際に考えるべき『根本』」        ⇒プログラム
近年、働き方改革に関連した様々な取り組みが多くの企業で進められている。しかし、働く側、経営・管理する側の双方において、状況が劇的に好ましいものとなったという実感はどれほど見られるだろうか。改革の効果が実感できないばかりか、改革でかえって徒労感や負担感が増していないだろうか。働き方改革を真に意味あるものにするためには、経営者と管理者、そして従業員一人一人の意識の変化と、それを促し支援する人事や組織の仕組みが必要となる。実際の改革のあり方は企業ごとに異なるとしても、共通して考えるべき「根本」を探る場にしてゆきたい。
議   長:日本ガイシ㈱     取締役社長  大島 卓 氏
 
1980年 東京工業大学卒業後、日本碍子㈱入社。2004年 電力事業本部NAS事業部長、2007年 執行役員、2011年 常務執行役員に就任。生産技術部門を長く歩み、産業用の大型蓄電池「ナトリウム硫黄(NAS)電池」の開発に携わる。2014年 代表取締役社長に就任、現在に至る。
パートナー:神戸大学 経済経営研究所  准教授  江夏 幾多郎 氏
 
2003年 一橋大学商学部卒業後、2009年 一橋大学より博士学位を授与。名古屋大学大学院経済学研究科講師および准教授を経て、2019年より神戸大学経済経営研究所准教授。専攻は人事管理論。主な著作に『人事評価の「曖昧」と「納得」』(単著)、『人事管理』(平野光俊氏との共著)。
 C 分科会  
「5G時代の産業社会とビジネスのあり方」          ⇒プログラム
2020年春、いよいよ日本で5G(第5世代移動通信システム)が始まる。今、様々な業界がこの5Gに注目し、身の回りの課題の解決や地方創生、そして産業構造の変革とAI/IoT時代のインフラとして大いに期待されている。しかしながら5Gは、あくまでも通信基盤のため何らかの技術と組み合わせなければ、その能力は発揮されない。本分科会では、5G通信システムについて理解を深め、その上で5Gをどのように活用して、ビジネスや社会を「ありたい姿」に変えていくかについて、5G時代の課題も踏まえて議論をしたい。
議   長:イビデン㈱   取締役会長  竹中 裕紀 氏
 
1973年3月 中央大学理工学部卒業
1973年4月 揖斐川電気工業㈱(現イビデン㈱)入社
1997年6月 同社 取締役
2001年6月 同社 常務取締役
2005年6月 同社 取締役専務執行役員
2007年4月 同社 代表取締役社長
2017年6月 同社 代表取締役会長、現在に至る。
パートナー:㈱ドコモCS東海  取締役  高橋 健 氏
 
1987年3月 青山学院大学理工学部卒業
1987年4月 日本電信電話㈱入社
2004年7月 ㈱NTTドコモ マルチメディアサービス部担当部長
2007年10月 ㈱ドコモ・ドットコム 代表取締役
2012年7月 ㈱NTTドコモ 新宿支店長
2017年7月 ㈱ドコモCS 端末サービス事業部長
2019年6月 ㈱ドコモCS東海 取締役法人事業部長 兼 中部ICT推進プロジェクト(現在)
 D 分科会  
「情報技術革新とものづくり」                ⇒プログラム
Industry4.0、3D革命など、いま世界的に製造環境は大きな変革の時を迎えている。また、少子高齢化など労働環境の変化に伴い、技術、ノウハウの伝承をどうしていくかという喫緊の課題にも直面していると思われる。そのような国内外の動きや市場環境の変化によるインパクトを受け、ものづくり現場においても「設計」「製造」「販売」など複数のバリューチェーンに対し、生産効率の向上、業務の適正化といった現場の課題解決にIoT、AIの活用が各社進んでいると思われる。一方今後更に期待されることとして、繋がることによる新しい価値の創造・創出、人の感性の形式知化など、より高度な活用が想定され、ものづくりの競争力向上に大きな役割を果たしていくだろうと考えられる。本分科会では、更なる高度化に向かってデータ、ツールなどの情報技術をものづくりに活かしきっていくにはどのようにしていったら良いかという側面で議論をしていきたい。
議   長:アイシン・エィ・ダブリュ㈱  取締役社長  尾﨑  和久 氏
 
1957年12月16日生まれ。愛知県出身。
1980年3月 名古屋大学工学部機械科卒
1980年4月 アイシン・ワーナー㈱ 入社 (1988年3月 アイシン・エィ・ダブリュ㈱に社名変更)
1993年1月 同社 技術部設計2課主担当
1998年1月 同社 技術部次長
2001年1月 同社 技術部副部長
2003年1月 同社 技術企画部部長
2005年6月 同社 取締役就任
2009年6月 同社 常務取締役就任
2011年6月 同社 専務取締役就任
2013年6月 同社 専務執行役員就任
2015年4月 アイシン精機㈱ 専務役員就任
2015年6月 同社 取締役就任(現在)
2017年4月 パワートレインバーチャルカンパニー プレジデント就任(現在)
2017年6月 アイシン・エィ・ダブリュ㈱ 取締役社長就任(現在)
 E 分科会  
「経営者に求められる要件」                 ⇒プログラム
経営者には求められる要件は、企業の業態、規模、歴史、地域、環境などにより各社各様である。しかしその中には時代と共に変わる要件もあるが、時代が変化しても変わらない要件もある筈である。新たな時代を生きる経営者には何が求められるのか?経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏の言葉から「経営とは何か」を考え、時代の変化に対応できる経営者として何が求められるのか。その心構えについて「素直、信用、自主自立」などの原点を踏まえて、これからの時代に求められる経営者の要件を幅広く論議し、各人が「気づく」場としたい。
議   長:岡谷鋼機㈱      取締役社長  岡谷 篤一 氏
 
1967年3月 慶應義塾大学経済学部卒。新日本製鐵(現 日本製鉄)を経て1975年9月 岡谷鋼機㈱入社。1982年5月 取締役就任。1990年5月 取締役社長就任 現在に至る。2018年6月からは名古屋中小企業投資育成㈱社長にも就任、又パリ本部の長寿企業協会のエノキアン協会会長(現在)。
パートナー:㈲志ネットワーク社  青年塾代表  上甲 晃 氏
 
1941年10月31日 大阪市に生まれる
1965年3月 京都大学卒業
1965年4月 松下電器産業㈱に入社。広報、電子レンジ営業課長等歴任
1981年10月 財団法人松下政経塾に出向。理事・塾頭・常務理事・副塾長を歴任
1996年4月 松下電器産業㈱を退職
1996年5月 ㈲志ネットワーク社を設立
1997年4月 『青年塾』を創設。塾生累計 約1800人(第1期生から第22期生まで)。青年塾23期生74名入塾。
 F 分科会  
「SDGsを推進するビジネスモデル」            ⇒プログラム
経済のグローバル化でビジネスネットワークが国境を越えて複雑化する中、ビジネスエコシステムを形成し利益を創出することが常態化してきている。業種や規模にもよるが売上の約4割程度はサプライチェーンから生み出されるとも言われており、SDGsへの対応もこうした観点を踏まえることが求められている。SDGsの達成を目指す2030年は、世界人口が80億を超え資源需要が逼迫する一方、廃棄物が年26億トン(2016年の1.3倍)程度になることが予測されている。また最近の事象から地球温暖化やその影響が加速していることも明らかである。こうした中、産業界の商慣行やビジネスモデル自体の是正を求めるNGOの声も高まりつつある。本分科会では、これまでとは異なる「SDGsの時代」にどのように向き合っていく必要があるのか、出現している新しい潮流や、各社の取り組み・課題を共有しながら、議論していきたい。
議   長:㈱三菱UFJ銀行          取締役副頭取  中村 昭彦 氏
 
1982年3月 早稲田大学政治経済学部卒業。1982年4月 入行。2009年 執行役員(中部エリア支店担当)、2010年 執行役員(名古屋営業第二部長)、2012年 常務執行役員(中部エリア支社担当)、2016年 専務執行役員(東日本エリア支社担当)等を経て、2018年6月 取締役副頭取(中部駐在)に就任。現在に至る。
パートナー:三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ 
       ESGコンサルティング室室長/チーフコンサルタント  加藤 祥子 氏
 
ボストン大学院国際関係学・国際環境政策修士課程修了。事業会社にてサステナビリティ戦略立案や環境、品質、労働安全衛生、責任ある調達等の業務にも従事。現職では、戦略立案から、コンプライアンス・環境・人権問題・責任ある調達への取り組み、財務・非財務の戦略的情報開示等、幅広く支援。SDGsの課題解決型ワークショップも実施。主な共著:「図解よくわかるCSR」(日本実業出版社)、「CSRマネジメント導入のすべて」「2019年日本はこうなる」(東洋経済新報社)

座談

「劇的に進化するデジタル革命への対応」
 ~不確実性増す10年先の産業社会の未来と成長戦略~
                                                    ⇒プログラム
インターネットの普及等による情報化が始まった時、誰がここまでデジタル化が実社会に大きな影響を及ぼしてくると想定しただろうか。加えて、出生率の低下を背景として2030年から人口減少が始まり、その15年後には約2000万人以上の減少が見込まれている。そうした、かつて経験したことの無い未来が日本経済社会、日本企業に待ち受けている。その不確実性の高まる未来へいかに企業は挑戦していくべきか、とりわけ劇的に進化するデジタル革命への対応を中心に、トヨタ自動車㈱のコネクティッドカンパニーのトップを務める山本氏、シリーズ累計で1600社以上が導入している「未来予測レポート」を刊行されている田中氏、数多くの企業の経営改革支援や、政府の各種委員会の委員、「AIで会社は蘇る」の著作活動など幅広い活躍をされる冨山氏による座談で、その方向性を探る。
㈱アクアビット               代表取締役  田中 栄 氏
 
1990年 早稲田大学政治経済学部卒業。同年㈱CSK入社、社長室所属。CSKグループ会長・故・大川功氏の下で事業計画の策定、業績評価など、実践的な経営管理を学ぶ。1993年 マイクロソフト㈱入社。WordおよびOfficeのマーケティング戦略を担当。1998年 ビジネスプランナーとして日本法人の事業計画立案を統括。さらにXboxの創業メンバーとして、ビジネスの全体設計を担う。2002年12月に同社を退社後、2003年2月 ㈱アクアビットを設立し、代表取締役に就任。幅広い分野の企業で中長期戦略立案を支援。戦略やビジョンを議論するための前提として、2004年から法人向けレポート「未来予測レポート」シリーズを刊行。シリーズ累計で1600社以上に導入。2015年5月 KPMGあずさ監査法人 総合研究所 顧問に就任。ROA/ROEを高めることをテーマに、中長期的なニーズの変化に応える新規事業の創出を推進。北海道札幌市出身、1966年生まれ。
トヨタ自動車㈱   コネクティッドカンパニーPresident
                        執行役員  山本 圭司 氏
 
1983年3月 島根大学理学部卒業
1987年5月 トヨタ自動車㈱ 入社
2005年1月 同社 第1電子技術部企画総括室室長
2007年4月 同社 第1電子技術部部長
2008年1月 ㈱トヨタIT開発センター 出向
2011年6月 トヨタ自動車㈱ 電子技術領域主査
2012年1月 同社 第1電子開発部部長
2016年4月 同社 常務理事就任
2016年4月 同社 コネクティッドカンパニー 統括
2017年4月 同社 常務役員就任
2017年4月 同社 コネクティッドカンパニー Executive Vice President
2019年7月 同社 コネクティッドカンパニー President(現在に至る)
2019年7月 同社 執行役員(現在に至る)
コーディネーター:㈱経営共創基盤   代表取締役CEO  冨山 和彦 氏
 
1960年生まれ、東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士(MBA)、司法試験合格。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション 代表取締役を経て、2003年に㈱産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、IGPIを設立、数多くの企業の経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。パナソニック㈱ 社外取締役、東京電力ホールディングス㈱ 社外取締役。経済同友会政策審議会委員長。財務省財政制度等審議会委員、財政投融資に関する基本問題検討会委員、内閣府税制調査会特別委員、内閣官房まち・ひと・しごと創生会議有識者、内閣府総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会委員、文部科学省中教審実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する特別部会委員、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員 等。

特別講演

「すべては好き嫌いから始まる」
                                                   ⇒プログラム
人間のあらゆる思考と判断において、行動の基底には何らかの価値観がある。大きくは「良し悪し」と「好き嫌い」という2つの価値基準であるが、それらは対照的な位置関係に存在する。仕事においては、「良し悪し」が優先し「好き嫌い」が劣後する傾向にあるが、昨今、自律型人材が求められている仕事でこそ「好き嫌い」が重要である。本講演では、競争戦略を専門とする楠木氏より、「好き嫌い」に軸足を置いた仕事論、働き方についてお話し頂く。
一橋大学大学院  経営管理研究科教授  楠木 建 氏
 
一橋大学大学院経営管理研究科教授。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。大学院での講義科目はStrategy。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師(1992)、同大学同学部助教授(1996)、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授(2000)を経て、2010年から現職。著書として『すべては「好き嫌い」から始まる:仕事を自由にする思考法』(2019、文藝春秋)、『「好き嫌い」と才能』(2016、東洋経済新報社)、『好きなようにしてください:たった一つの「仕事」の原則』(2016、ダイヤモンド社)、『「好き嫌い」と経営』(2014、東洋経済新報社)、『戦略読書日記』(2013、プレジデント社)、『経営センスの論理』(2013、新潮新書)、『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(2010、東洋経済新報社)、Dynamics of Knowledge, Corporate Systems and Innovation (2010, Springer, 共著)、Management of Technology and Innovation in Japan (2006, Springer, 共著)、Hitotsubashi on Knowledge Management (2004, Wiley、共著)、『ビジネス・アーキテクチャ』(2001、有斐閣、共著)、『知識とイノベーション』(2001、東洋経済新報社、共著)、Managing Industrial Knowledge (2001, Sage, 共著)、Japanese Management in the Low Growth Era: Between External Shocks and Internal Evolution(1999, Spinger, 共著)、Technology and Innovation in Japan: Policy and Management for the Twenty-First Century (1998, Routledge, 共著)、Innovation in Japan (1997, Oxford University Press, 共著)などがある。趣味は音楽(聴く、演奏する、踊る)。1964年東京都目黒区生まれ。

アクセス

 
岐阜グランドホテル
 
〒502-8567
岐阜県岐阜市長良648
 058-233-1111(代表)
名鉄岐阜駅・JR岐阜駅より、タクシーまたはバスにて約20分。
詳しくは 岐阜グランドホテル https://www.gifugrandhotel.co.jp/access/ へ

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      一般財団法人中部生産性本部
 
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-15-15 豊島ビル11階   TEL:052-221-1261 / FAX:052-221-1265
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