モノづくり人材育成研究部会
日本のモノづくりの更なる発展には、多様な人材を活かし、一人ひとりが能力を発揮できる現場づくりとともに、AI、IoTを駆使し、活躍できる人材の育成が必要になっている。そこで、当部会では、モノづくりの技能、生産技術、設備保全、AI、IoTの活用等、モノづくり現場で必要となる様々な要素について、計画的かつ組織的に次世代へ伝承・育成している事例を通して、今、取り組むべきモノづくり人材の育成について考察します。
年間スケジュール
【工場見学会】 第1例会 6/21(火) 13:30~17:00 ㈱アイシン グローバル技能実践場 (愛知県刈谷市) | 「アイシンが取り組むモノづくり人材の育成」 ~知識・技能の確かな伝承による強い職場づくり~ ㈱アイシン グループ生産管理本部 生産人材育成部 主査 野崎 浩 氏 |
アイシンは、2021年4月にアイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが統合し、新生アイシンとして新たなスタートを切った。グローバル技能実践場では、人材育成がモノづくりの基礎となるという考え方の下、アイシングループが培ってきた知識・技能の伝承や競争力を確保するための監督者育成に力を入れている。またAI、IoT分野等、時代の変化に合わせた次世代に対応できる人材の育成も進めている。今回はこれらの取り組みについてご紹介いただく。 | |
【工場見学会】 第2例会 8/4(木) 13:30~17:00 ㈱キャタラー 本社工場 (静岡県掛川市) | 「キャタラー流 全員参加のTQM活動」 ~3歩進んで2歩進む人財育成~ ㈱キャタラー TQM推進部 部長 藤村 健作 氏 |
キャタラーは、自動車や二輪車などの内燃機関に不可欠な装置「触媒」を製造、自動車用排出ガス浄化触媒は国内トップシェアを有する。同社では、2012年から、より体系的で強固なTQMを推進し、2015年にデミング賞、2018年にデミング賞大賞を受賞。部門単位で取り組むTQM活動では、ポカミス・設備故障などの再発防止や業務標準化等を目指す「C-QIC(Cataler Innovation Challenge)」、各部門の課題解決や若手の人材育成を目的とした「QCサークル活動」、個々人のカイゼンアイデアを実現する「創意くふう提案」が3本柱である。今回は、オンラインも取り入れながら加速するこれらの取り組みについてご紹介いただく。 | |
【工場見学会】 第3例会 10/5(水) 13:30~17:00 アスカカンパニー㈱ 本社工場 (兵庫県加東市) | 「IoT推進が生み出す人材育成効果」 ~人と機械の協働活動が人の能力を拡張させる~ アスカカンパニー㈱ 取締役 品質保証室 統括責任者 小林 孝洋 氏 |
アスカカンパニーは、食品容器やスパウト、機能性キャップ、ライフサイエンス分野の製品、特殊なものではオリンピック選手が使うワックスの容器など、幅広くプラスチック製品を生産している。同社では、目標管理制度とキャリアマネジメントを効果的に経営に組み込み、人の成長を促進し顧客満足を生み出す活動「AMS(アスカ・マネジメント・システム)」を展開している。生産現場では、人と機械の協働活動をコンセプトに、グループワークでIoTを推進し、生産性向上と人の成長をリンクさせ成果をあげている。今回はこれらの具体的な取り組みについてご紹介いただく。 | |
【工場見学会】 第4例会 12/6(火) 13:30~17:00 ㈱金沢村田製作所 本社 (石川県白山市) | 「とことん現場をベースとしたモノづくり・人づくり」 ㈱金沢村田製作所 代表取締役社長 中山 能勝 氏 |
金沢村田製作所は1985年に操業を開始し、独自の薄膜微細加工をコア・テクノロジーとして、移動体通信用の弾性表面波(SAW)フィルタ、基地局向けの薄膜回路基板、車載はじめ各種用途に用いられるセンサ、ムラタ内部向けの印刷用パターン、および液晶ポリマー(LCP)を用いた樹脂多層基板(MetroCirc™)の開発、生産を行っている。今回は、現場主義をベースとした同社のモノづくり・人づくりの取り組みについてご紹介いただく。 | |
【工場見学会】 第5例会 1/18(水) 13:30~17:00 ㈱島津製作所 本社工場 (京都府京都市) | 「最低限のレベルを確実に実施する教育で品質を確保」 ~頼りになるリーダー級をしっかり育成して安定運営~ ㈱島津製作所 製造推進部企画グループ長 村上 芳孝 氏 |
島津製作所は、「人と地球の健康への願いを実現する」という経営理念のもと、時代と共に複雑化・多様化する社会課題の解決に取り組んでいる。島津エイテックは2006年に操業を開始した、分析計測機器を製造するグループ企業である。具体的には、液体クロマトグラフ質量分析計や新型コロナウイルスの検出装置・検査試薬等を製造している。今回は、テーマとした課題に向き合って試行錯誤を繰り返しながら、より良いモノづくりに挑んでおり、その具体的な取り組みについてご紹介いただく。 | |
【工場見学会】 第6例会 3/7(火) 13:30~17:00 日本ガイシ㈱ 小牧事業所 (愛知県小牧市) | 「日本ガイシのものづくりを支える人材の育成」 ~現場力強化の取り組み~ 日本ガイシ㈱ 人材統括部 キャリア開発グループ 主任 西 英明 氏 |
日本ガイシは各種産業用セラミックス製品、特殊金属製品を中心としたメーカーで、「社会に新しい価値を そして幸せを」を企業理念に、社会の基盤を支え環境課題の解決に役立つ製品を提供し続けている。多孔質セラミックスや機能性セラミックスなどの材料技術と独自の成形、焼成、加工といったプロセス技術がコア技術で、これらの融合によって多彩な製品を生み出せることが同社の強みである。今回は、この強みを下支えする現場での改善活動についてご紹介いただく。 |
幹事
㈱ジェイテクト | 人事部高等学園学園長 | 石川 弘行 氏 |
大同特殊鋼㈱ | モノづくり改革部DMK推進室副主席部員 | 仲鉢 由和 氏 |
㈱デンソー | 生産革新センター技能人財養成部部長 | 今泉 直仁 氏 |
トヨタ車体㈱ | ものづくり推進部技能人材育成室室長 | 水野 勝博 氏 |
日本ガイシ㈱ | 人材統括部ダイバーシティ推進部専門部長 | 榎島 徹 氏 |
開催要領
とき | ①6/21(火) ②8/4(木) ③10/5(水) ④12/6(火) ⑤2023/1/18(水)⑥2023/3/7(火) |
ところ | ①②③④⑤⑥ …各受入先工場 |
対象 | IE、人材育成、生産管理、 生産技術、製造部門の方 等 |
年間登録費 | 会員:86,900円 ・ 一般:125,400円 (消費税10%込) [1口1名登録] |
備考 | 申込締切日:2022年 6月14日(火) ※年間登録費は、請求書に記載の期日までに指定銀行へお振り込み願います。なお、銀行へ支払う振込手数料に つきましては、お客様のご負担となりますのでよろしくお願いいたします。 ※6月15日(水)以降の参加取り消しにつきましては、年間登録費の返金を致しかねますのでご了承下さい。 【運営方法】 ①新型コロナウイルスの感染拡大状況、講師の都合などの事情により、日程・時間・内容並びに開催形態の変 更、参加の制限をさせていただく場合がございます。 ②新型コロナウイルス感染予防対策として、事務局・講師・参加者の体温測定や手指消毒、換気、座席の間隔 確保、机の消毒等を実施しております。詳細につきましては、ホームページ(https://www.cpc.or.jp/ie/) をご覧ください。 ③各例会とも原則、ご登録をいただきました方々を対象に開催いたします。(代理出席可能) ④各例会開催の約1カ月前に登録メンバーに詳細案内をメールにて連絡いたします。(例会毎に出欠確認をとりま すので必ずご返信ください) ⑤各例会とも指定いたしました集合場所・時間にご集合下さい。 ⑥都合により若干の日程変更になる場合がありますのでご了承願います。 ⑦各例会とも録音・写真撮影はご遠慮願います。 ⑧年間の運営ガイダンスは第1例会実施の際に行います。 【注意事項】下記事項を確認、同意の上、お申込みをお願いします。 1.講演の録画、録音、配布資料記載事項の無断転載、オンライン参加の場合は画面撮影、画面キャプチャー、 SNSなどへの掲載を固くお断りいたします。 その様な行為が発覚いたしました場合、事務局より削除を要請し、損害賠償を請求させていただきます。 2.(オンラインの場合)当方に起因しないシステムトラブルにより画像・音声に乱れが生じた場合については、再送信や返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 3.登録者並びに代理参加以外のご参加はご遠慮願います。(オンラインの場合、視聴URL等は参加されるご本人のみ有効です。第三者への転送はご遠慮ください。) 4.本注意事項については、代理参加となった場合は、代理参加者に自動的に適用されます。 問い合わせ先:村田・上田 TEL052-221-1261 |
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